グルテンフリーなぜ注目されている?
「そもそもグルテンってなに?」
小麦やライ麦には大きく「グルテニン」「グリアジン」「アルブミン」「グロブリン」という4種類のたんぱく質が含まれており、
その中の「グルテニン」と「グリアジン」の2種類が、水を加えることで絡み合い生成された網目状の物質が「グルテン」です。
「グルテンフリーとは」
グルテンフリーとは、グルテンを含む食品を摂取しないようにするライフスタイルのこと。
私たちがこよなく愛するパンやパスタ、日本を代表する庶民飯とも言えるラーメンやうどんも主原料が小麦です。
小麦粉に水を加えてこねることで、グルテニンの「弾力はあるが伸びにくい」性質と、グリアジンの「弾力はないが粘着力が強くて伸びやすい」性質が結びつき、こねればこねるほど弾力と粘り気のある生地ができあがります。パンやケーキなどのお菓子のやわらかさはグルテンによって生み出されています。
「なぜグルテンフリーが注目されている?」
グルテンフリーは、食意識の高い人々から支持されています。
事の発端はテニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチ選手は、テニスプレイヤーとして伸び悩んでいた時期にグルテンフリーを実践したところ、パフォーマンスが劇的に向上。
3つのグランドスラム大会を制し、世界ランキング1位を獲得、テニス界の絶対王者といわれるまでに強くなりました。
さらには書籍も執筆されるほどとなり、成功体験も相まって、アメリカでは、たくさんの方がグルテンフリーの食事を心がけているといわれています。
そもそもグルテンフリーは、セリアック病患者の食事療法として開発されました。セリアック病とは、グルテンを摂取することで腸の細胞が破壊されてしまい、腹痛や倦怠感など様々な不調が出てしまう病気です。
日本ではセリアック病患者は多くありませんが、小麦アレルギーを患っている人は必然的にグルテンフリーを実践していました。
欧州や欧米では150人に1人発症していると言われていますが、その地域以外で発症することはまれとのことです。(日本人における有病率は0.05%程度と言われています)
そして、近年ではセリアック病や小麦アレルギー患者ほどではなくても、グルテンを摂取することで
- アトピー性皮膚炎
- 喘息
- 頭痛
- 腹痛
- 倦怠感
- 肌荒れ
- お腹の張り
- 肩こり
- むくみ
- 不眠など
が引き起こされている可能性があります。
そんな方はグルテンフリーの食事法を意識されてみることをお勧めします。
「最後にママのチーズケーキからのお勧め」
ママのチーズケーキを手掛ける我々もグルテンフリーの食事法を推奨しておりますが、小麦を全くとらないわけではありません。パンが食べたいなってときは美味しいパンを求めますし、子どもが小さいので外食のときは一緒に食べられるものとしてうどん店を選ぶことがあります。
私たちがおすすめする食生活は「栄養バランスを第一に考えて、いつもよりちょっぴりパンよりもお米を意識して選ぶなど、無理せず取り入れてみてください!」
参照:
https://comeru.jp/blogs/journal/1
https://www.avan-sweets.com/article/detail/glutenfree/49
https://pantry-lucky.net/contents/blog/gluten#:~:text=%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%B3%E3%81%AF%E4%BD%93%E5%86%85%E3%81%A7%E6%B6%88%E5%8C%96,%E3%81%97%E3%81%AB%E3%81%8F%E3%81%84%E7%97%87%E7%8A%B6%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82